ドローンに伴う航空法の改正
昨今ドローンの利用者は趣味・ビジネス問わず急増しており、新たなニーズを生むかわりに事故も散見されるようになってきました。
このため、一部のドローンやラジコン機などの無人航空機に対して、航空法の一部を改正する法律(平成27年法律第67号)により無人航空機の飛行に関する基本的なルールが定められました。
※無人航空機の登録が義務化されます。
- 事前登録受付
- 2021年12月20日開始
- 登録義務化
- 2022年6月20日開始
登録制度の詳細は下記のポータルサイトより確認いただけます。
ドローン飛行許可・承認とは?
特定の環境でドローンを飛ばす場合、国土交通省の許可が必要です。
ご自身で申請することも可能ですが、「申請が複雑でよく分からない」「書類が多くて面倒くさい」「安全対策に不安がある」「そもそも飛行許可が必要なのか分からない」と申請前に不安の声を多く聞きます。
中安行政書士事務所では、申請時のポイントなどをキチンと整理したうえでスムーズな許可・承認を実現し、依頼者の不安を軽減できるよう申請のサポートをいたします。
許可・承認が必要なケース
飛行禁止区域
次の場所ではドローンの飛行は禁止されています。飛行させたい場合は国土交通省による許可が必要です。

空港周辺

150m以上の上空

人家の密集地域
飛行の方法
下記の内容は国土交通省による承認が必要。

夜間の飛行

目視範囲外

対象距離30m以内の飛行

イベント上空飛行

危険物輸送

物件投下
ドローン飛行の注意事項
- 「施設管理者が飛行を禁止している場合」や「施設管理者に無断での飛行」はやめましょう。
- 自分の庭であっても、屋外なので許可が必要な場合があります。
- 飛行禁止となる区域や飛行の際の規制が設定されているので事前確認をしましょう。
許可のために必要な要件
ドローン許可承認が必要な場合、国土交通省に申請書を提出するのですが、その前に「操縦者要件」を満たす必要があります。
- 基本要件
- 10時間以上の飛行経歴を有すること。
- 夜間飛行の要件や目視外飛行の要件
- 十分な飛行経験
※具体的数値の定めはなく許可内容により変動 - 物件投下の要件
- 5回以上の投下経験
飛行経歴については数値の定めのないものもありますので、申請については当事務所までお問い合わせください。
ドローンの様々な活用事例

イベントの上空撮影

測量

輸送

農薬散布

災害救助
よくある質問
- 飛行させる日のどのくらい前までに申請すればよいでしょうか?
申請まで日時や期間、飛行場所、操縦者、機体の選定などを考慮し、申請書を完成させるまで余裕をみて1か月はみましょう。
あくまで一般的な包括申請なので、イベントや空港周辺など具体的な個別申請はさらに時間がかかる場合があります。- 許可・承認書が発行されるまでどのくらいかかるのでしょうか?
-
個別の事案により異なりますが、申請~許可取得まで約2週間です。
国土交通省では10開庁日までの申請を求めていて、この日数は土日祝以外です。申請不備が有ればさらに審査期間がのびます。 - 許可の期限はありますか?
- 原則として3ヶ月以内としますが、継続的に無人航空機を飛行させることが明らかな場合には1年を限度として期限が設定されています。
費用の目安
金額はすべて税込です。
個別申請 | 55,000円 |
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包括申請 | 44,000円 |
追加オプション | *イベント上空、空港周辺、高度150m以上の飛行 +33,000円 |
農薬散布 +55,000円 | |
操縦者追加(3名まで)5,500円/1名 | |
機体追加(3機まで)5,500円/1機 | |
独自マニュアル作成 22,000円 | |
FISS登録 7,700円 | |
同条件での更新 22,000円 | |
関連利用届出申請(入山届、道路使用許可等) 11,000円 | |
許可承認書発送費 1,100円 |
代金のお支払方法
作業料金などのお支払は下記いずれかの方法にてお願いします。
クレジットカード決済の場合
クレジットカード決済は所定の決済サービスにてお支払が可能です。お支払方法についてはお問い合わせ時にお伝えいたします。

PayPayの場合
PayPayでのお支払が可能です。お支払方法についてはお問い合わせ時にお伝えいたします。

銀行振込の場合
振込先金融機関 |
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浜松磐田信用金庫 笠井支店 普通 2113050 |
静岡銀行 浜北支店 普通 0745733 |
※振込手数料はお客様負担になります。
※名義人は「ナカヤスギョウセイショシジムショナカヤスマコト」です。
ご依頼から許可取得までの流れ
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1
- お問い合わせ
- まずは当事務所までお問い合わせ下さい。
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2
- ヒアリング&書類収集
- 申請したい内容を聴取し、必要な書類をご用意いただきます。
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3
- 申請書類の作成・提出
- 頂いた情報をもとにオンラインで申請書類を作成し、作成が完了しましたら、即申請を行います。
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4
- 審査開始
- 書類確認後、オンライン申請(DIPS)または書面にて申請致します。
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5
- ドローン許可取得
- 紙や電子申請など申請方法によって許可書を受け取り取得完了となります。
ドローンには今後も『多くのビジネスチャンス』があると思います。趣味で飛行させる方もビジネスでの活用を検討している方も、ぜひ飛行許可を取得して活用いただければと思います。
自分で申請書類に挑戦したがうまくいかず一度申請をあきらめた方、これから申請を迷っている方、ぜひ当事務所への依頼をご検討ください!